妊娠したのは、この一言でした!|夫婦問題

 
結婚生活と思い込みやこだわり(ビリーフ)の関係を
私の事例で書いています。

私が結婚を決めた基準
いい妻は、深夜に◯◯してました
絶対に子供のが欲しい!

からの続きです。
 

結婚一年目に、左右両方の卵巣の手術をして
妊娠しにくくなった私でしたが、

それでも大学病院の産婦人科では、
いろいろな検査をしても
これといった不妊の原因が見つかりませんでした。


そして
「あなたの不妊は今の医学をもってしてもわかりません」
と言われたのです。


原因がわかれば対処の方法もあるでしょうが、
原因がわからないと言われて、絶望的になりました。


そこで、親類の人の勧めで
病院を変えてみることにしたのです。


そこまで、手術後4年が経過していました。


初めて別の病院に行った日に、言われたことは、
「あなたの体は健康体ですよ。
大丈夫、妊娠しますよ。
どこも悪くないですから。」

そして、今まで大学病院で出されていた
排卵誘発系の薬もやめましょうということに。


それまで、たとえ今の医学では解明できなくても、
それでも私に悪いところがあるから
妊娠しないのだろうと思っていたのに、

私はどこも悪くない?
大丈夫? 妊娠する?
そうなの~~~???

その病院の帰りに、世の中の景色が
違って見えるような気がしました。


どんよりグレーだったのに、
すっきり青空のような澄んだ空気感。


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私は悪くないんだ
私がダメなんじゃないんだ
妊娠するかもしれないんだ

へ~~~~!
私は普通なんだ

そう思うと、とてもとても気楽な気分になりました。


医師の「あなたはどこも悪くない」
その一言から一か月後、
私は妊娠したのです。


子供の頃から、ずっと
いい子でいなくちゃ!
ちゃんとしていなくちゃ!
完璧であらねば!
と思ってきた私の無意識にあったのは、

そうか、そうしていなくてはいけないということは、
私は悪い子で
私はダメだからだ

という「いい子」「ちゃんとした子」の
正反対の自己否定でした。


もちろん、これは無意識にあったものですから
自分では気づいていません。


でも確実にあったんですね。


今の医学ではわからないと言われた不妊が、
別の医師の、たった一言で、
妊娠へ転じてしまったのです。


今の(その当時の)医学ではわからなかったということは、
たぶん、私のメンタル的なことが
相当影響しての不妊だったのでしょう。


結婚一年後で、妊娠しにくい状態になり、
もうそこから、自分を責めていましたし、
その後の長い不妊期間に、
私はダメ!!!がどんどんひどくなっていきましたから。


だから、
「あなたはどこも悪くない」
の一言で、私の中の自己否定が
ずいぶんと楽になったのだと思います。


親に「いい子でいろ!」と言われ続けたこと、
厳しいしつけ、
そしてそれを受けて、子供が思い込んだこと、
  ↓
それが影響して、
私は悪い
私はダメ
  ↓
だから私は、いい人、いい妻、
出来のいい人、正しい人を
頑張らねば、完璧であらねば、
  ↓
「あなたはどこも悪くない
大丈夫!」
  ↓
え~~そうなの~~???
  ↓
うれしい!
何とかなるかもしれない
  ↓
 妊娠


私の妊娠は、何を治療したわけでもない、
ただこれだけでした。


人の無意識にあることって、
これだけの影響力を持っているんです。




あなたの人生、結婚生活にも、
あなたの中の無意識が影響して
つらく苦しいのかもしれません。

それで幸せになれずにいるのかもしれません。


私のカウンセリングとセラピーでは、
あなたの無意識を大切に取り扱っています。


あなたの無意識にどんなことが入っているのか、
どんなことにあなたはとらわれ、
それに突き動かされているのか、
ぜひ一度、ご相談ください。


意識(頭の理屈)で変化させるのではなく、
無意識の部分が変われば、
どんどん人生が開けて、幸せになっていきます。


幸せになりましょう!



この続きは、また(*^_^*)