夫婦問題で良くある「性格の不一致」

カウンセリングでも、夫婦問題や離婚に関するご相談は多いです。離婚理由の中でも特に多いのが、性格の不一致です。

離婚理由の第一位

夫婦問題の悩みをうかがう機会も多いですが、離婚に至るまでの原因は様々なものがあります。例えば、お互いの家族との折り合いが悪い、嫁姑問題、肉体的・精神的暴力など様々な実際の事例があります。しかし、特に多い理由は性格の不一致です。
あまりにも多いために不倫の隠れ蓑にされる場合もあるようで、そのようなケースはもちろん論外ですが、金銭感覚など価値観の違いがきっかけ、もしくは決定打になるケースは少なくないのではないでしょうか。

なぜ一致しないのか?

それでは性格はなぜ一致しないのでしょうか。そもそも性格や価値観というものは、その人の幼少期に親との関わりの中で身に付けたものがほとんどです。あるいはトラウマ体験があれば、それが影響していることもあります。いずれにしても、一致しないことが前提ということは、誰しも理解できるはずです。
しかし、頭では理解できても心が納得できないのです。「納得したくない」「合わせる気持ちになれない」と心が反応してしまうのです。それは、一人一人が幼少期から持っている自分の性格や大切な価値観にこだわったり、ずっと縛られたりして生きてきたからです。

お互いに認め合う努力が必要

それでは、性格の不一致という夫婦問題を解決するためには、どうすれば良いのでしょうか。月並みですが、お互いに補い合うのではなく、認め合う努力が必要です。
人間誰しも自分の欠点は見えにくいものなので、自分との違いをその人の欠点として認識してしまうことは少なくありません。しかし、欠点ではなく違いとして受け入れることで、「そういうこともあるよね」と気楽に受け入れられるようになるのではないでしょうか。

性格は変えられる

認め合う努力、違いを受け入れることが必要と頭はわかっていても、もしどうしても心が無理!と反応してしまえば、それも難しくなります。心の反応は、性格や価値観によって、抑えようとしても起きてしまうことがあります。
でも実は性格や価値観は、自分が変えたいと思えば、変えることができます。性格や価値観のほとんどが生まれてから身に付けた後天的獲得形質なので、なぜその性格になってしまったのか?なぜその価値観を身につけたのか?という不都合な性格や価値観の根本的な原因を幼少期に遡って心理セラピーを行い解決していくと、性格は本来の自分らしいものに自然と無理なく変わってしまいます。

夫婦は全く違う環境で育った他人同士の関係性です。
だからこそ維持していくためにはお互いの努力や適度なガス抜きが必要になります。
そして夫婦問題をこじらせない、自然と仲良くなれるツールの1つとして、心理セラピーを上手に積極的に活用するのもおすすめです。