親への恐怖心


私には親への強烈な恐怖心があったことに最近気づきました。 


厳格、完璧、さらにわがままで甘えん坊という父の性格からかもしだされた 

「従わなければ可愛がらないぞ」ということへの恐怖なのですが、 


その恐怖心は、わかってしまった今となれば、 

本当にバカバカしいものだけれど、 

でも、それはそれは大きなものでした。 


これにたどり着くのに50数年かかりました(´_`。) 

5歳で小児ノイローゼになったのも、これが原因だったんですね~ 



今まで、たくさんの学びをし、その場でも解決しようとしたし、 

そして仲間や友人にも相談もしたりしてきたけれど、 

この大きな恐怖心が自分を苦しめていたということはわかりませんでした。 


なぜ苦しみの真相にたどり着けなかったのか? 

なぜ、こんなにも長く解明できなかったのか? 


それはたぶん、 

「子供は親に対してこう思うだろう、きっとこうだろう」 

という根本原因へのとらわれや、 

親を怖いと思っているなんて、そんな自分はいけない子だ!という感覚が、 

たどり着くことを無意識に止めていたのかもしれません。 



恐怖を抱きながら生きていると、 

怖い目に遭いたくないので、自分を律します。 


そして、常に律しきれていないところを探して反省して、 

もっとよくならなくちゃと自分を責めて、努力したりします。 


つまり、自分の中のダメなところはすぐに×をつけて、 

そこがなくなるようにしてしまう。 


だから、親を怖いと思っているということ自体にも、 

そんなこと思うなんてダメな子、と×をつけ、 

そこに気付いてはいけないと思って来たのかもしれません。 




こんな思いで居る方、少なくないんじゃないでしょうか。 

カウンセリングでも、同じような方に出会いますもの。
 


恐怖心のようなものは、親ばかりでなく、

兄弟に抱いている方もいると思います。


あと、恐怖心、負い目など、表現はいろいろで、

その人にピッタリの苦しみ、悲しみの原因の表現に出会えることも、

とても大事だと感じます。


どうしても、スッキリしない、 

どうしても、とらわれを手放せない、 

どうしても、変われない、 


そんな方も、やっぱり必ず根本原因はあるexclamation ×2 


そしてそこにたどり着けば、 

しかも、自分にピッタリな表現に出会えると(私の場合は「恐怖心」) 

人は必ず手放せる、変われる。 


それを身を持って体験しているところです。 


なんだか、本当に生まれ変わ ったような解放感を 

やっとやっと味わっています。 


そして、これが最後の難敵だったであろうことを願っています(^▽^;) 


でもね~ 

今までも、もうこれが最後、もうないだろうと思ってきたんだ( ̄_ ̄ i) 


ま~だあるのかしら?(^▽^;) 



今日も素敵な一日を!:*:・( ̄∀ ̄)・:*: