ありのままを認めるだけではなく……

小さいころに親からありのままの自分を愛してもらえていたら……

もらえなかったからインナーチャイルドができたんじゃないか?

そんなふうにずっと思ってきた咲菜です。

でも、どうもそれだけでは足りないのかもしれないと気付きました。

ありのままの自分

ダメなところもいいところもある自分

弱い自分も強い自分も

それを受け入れてもらう、認めてもらう

それはもちろんとっても大切なことことなのですが、

実はそれだけじゃ足りないようなのです。

 

た~くさんの人のインナーチャイルドを癒してきました。

そこには、確かに、

ありのままの自分を受け入れてもらえなった悲しみが

いっぱいでした。

でも、インナーチャイルドができるには、

実は私もそうなのですが、

もう一つ重要な要素があるんです。

 

それは、

親が誰のために怒っているか?

誰のためにしつけをしているか?

その行動、誰のために行動しているか?

なのです。

 

私たち大人は、もうすっかり忘れてしまっているかもしれませんが、

子供というのは、とっても純粋で素直な心の持ち主なんです。

斉藤一人さんは

「子供の心はクリスタルガラスのように繊細」

と言っていたように思いますが、

本当にそんな感じ。

繊細であるばかりでなく、非常に透明なんですね。

だから、本当のことが見えてしまうんです。

 

本当のところ、

親が誰のために怒っているか?

誰のためにしつけをしているか?

その行動、誰のために行動しているか?

これを、純粋な子どもの心は全部お見通し!というわけです。

つまり、親の保身。

親が子供のためではなく、

親自身の保身のために怒っていると、

それをぜ~んぶお見通しで、

それが悲しくて、インナーチャイルドができてくる。

そんなことが起きているようです。

子供ってすごいですね。

私たち、大人になるにつれて鈍感になってしまったり、

「正しい」という思考が、理性で心までを支配したりして、

わかりにくくなっているのかもしれませんね。

 

夜回り先生とか鬼コーチみたいな方とか、

結構厳しく接しても、子供の心をガッチリつかんでしまう方たちっていますよね。

その方たちは、自分たちの保身のためではなく、

純粋に相手のためを思って行動しているから、

心がつながるんでしょうね。

逆に、妙に抵抗感を感じる時、

そんな時はもしかしたら、

相手の保身を察知してしまった時なのかもしれません。

強引なセールスに出会った時なんかは、

このセンサーがピピッと働くのかもしれませんね(^▽^;)

もちろん、これも反応だから、

子供のころにそういう経験があったかどうかで、

そのセンサーの感度は変わるのだと思います。

逆に、何にも言わない、すべて任せっきり、

判断を相手に投げてしまう、

これも、面倒なことには関わりたくない、

結果として失敗した時に、嫌われたくないという

保身の場合が大いにあります。

見守るということとの境目が難しいですが、

子供って、この点もきっと敏感に感じているんのだと思います。

だから、一見優しそうな、じっと見守ってくれていたような親、

でも、あまりにも何にも言われなかったことが悲しかったということが

インナーチャイルドになっている方もいるのです。

 

子供のころの私たちって、

本当にお見通しなんですね(;´▽`A“

そして、大人の今も

実はなんとなくわかっているのかもしれません。

 

この人、本当に自分のことをどれだけ思ってくれているのか、

それより、自分の保身のためなのか……

親が保身癖の人だった場合、

その癖が自分にも身についてしまっている時もありますから、要注意です(;^_^A

でも、癖に気付けば直せますから、

心配ご無用です(*^▽^*)

気付くこと。

自分を知ることから始めればいいのです。

本当の愛情って、

ありのままを受け入れることと

真に相手のためを思って、

相手の幸せのために言動することが

セットになっている

(もちろん、価値観の押しつけではなくです)

この気付き、これからちょっと着目していこうと思います。